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留魂禄読本

弊社の顧問税理士である久馬先生から「留魂禄読本」をお借りした。留魂禄とは、安政の大獄で処刑された吉田松陰によるもので、処刑の前日に書かれたものである。「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」という言葉はあまりにも有名だが、最後の松陰の言葉には現代を生きる私たちに必要なものがたくさん詰まっている。

一番感動したのは第八章の春夏秋冬です。春に種を蒔いて、それを夏に苗として植えて、秋に実を刈り取り、冬に蓄えます。秋から冬にかけて人はその年の収穫を喜び、酒や甘酒を造り、村中に喜びの声があふれます。松陰は処刑を前に、花を咲かせず実をつけていないことを惜しみます。しかし、それは悲しむことではなく人の寿命は穀物のように四季を経て実るものではない、としています。松陰にとっての実りは、久坂玄随や小田村伊之助、高杉晋作、伊藤博文たちそのものなのです。

学は人たる所以を学ぶなり。松陰の有名な言葉です。テクノロジーの業界では、高校卒業後、大学、大学院に進むのが一般的になっております。おおよそ24年間は種まきの時期といえるでしょう。さまざまな人間と出会い、学び、いかに生きるべきか方向性を決めるのです。その後、社会に出て苗を植えます。志を立ててもって万事の源となす、です。要は、何を成したいのか、です。それがなければ会社にいても意味がありません。志までいかなくても目的意識を持つことがいかに重要なのか、松陰先生は説いております。そして、実を結び刈り取る時期についてです。運が良ければ30歳で実りが見える人もいるでしょう。しかし、40歳になっても50歳になっても実りがなく、自暴自棄になるこもあるのかもしれません。そんなときは、ぜひ、松陰先生の「留魂禄」を読んでください。収穫がある・なしにかかわらず何ら恥じるべきことではないのです。

巷には、「キャリア」の本がたくさん出ておりますが、松陰先生の「留魂禄」に遠く及びません。こんなに良い書物が日本にあるのです。それを手に取り読まないのは本当に惜しいことです。すべての子供たちに、日本人に、松陰先生が死を賭けて蒔いた至誠という種に花を咲かせるべく行動していきたいですね。

サムライズ株式会社
代表取締役 荒金

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